サマータイム(Daylight Saving Time:DST/デイライトセービングタイム)とは、春に時計の針を「1時間進める」こと(Spring Forword)から始まり、秋には時計を「1時間戻す」こと(Fall Back)ですが、実際の調整時期などは国によって異なります。
「サマータイム」はイギリス流の呼び方で、アメリカでは「デイライト・セービング・タイム」と呼んでいます。
なぜサマータイムが導入されているか
サマータイムが導入されている地域では、夏の間は昼が長く=太陽が出ている時間が長くなるので、その「長い日照時間」を活用して、照明エネルギーなどを「節約」しようという目的で行われます。また夕方の明るい時間を利用しショッピングやレジャー活動に多くの時間を費やすことで、経済活動を促進させるなどの意図もあります。
Daylight Saving Timeとの名の通り、昼間の光を無駄にしない時刻制度という訳です。
実は日本でも第二次世界大戦の終戦後まもなく、「日光の活用による国民保健増進」などを目的として導入されたこともあるのですが、約3年で廃止になりました。
各国でもサマータイムの実施に賛否両論あり、ロシアでは2011年に廃止、フランスでも廃止の流れが強まっています。
サマータイムの発祥
サマータイムは、18世紀にアメリカ合衆国の政治家、外交官、著述家、物理学者、気象学者であるベンジャミン・フランクリンが提唱し、最初の実施国は第1次世界大戦中のドイツとイギリスとされています。
サマータイムが導入されている国
2024年現在、サマータイムが導入されている主な国は以下の通りです。
アメリカ、オーストラリアなど州によって異なる場合もあるのでご注意ください。
実施地域 | 開始日 | 終了日 |
---|---|---|
・アメリカ(ハワイ/アリゾナ除く) ・カナダ ・メキシコ | 3月第2日曜2時 | 11月第1日曜2時 |
・欧州連合(EU) ・イギリス ・スイス ・ノルウェー | 3月最終日曜1時 (UTC) | 10月最終日曜1時 (UTC) |
・オーストラリア一部州 | 10月第1日曜2時 | 4月第1日曜3時 |
・ニュージーランド | 9月最終日曜2時 (UTC+12:00) | 4月第1日曜2時 (UTC+12:00) |
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2024年のサマータイム
アメリカのサマータイムの開始・終了日時
2024年アメリカのサマータイムは、2024年3月10日(日)~11月03日(日)の期間です。
開始(Spring Forword)
2024年3月10日(日)深夜2時になったら、午前3時に時計を1時間進めます。
終了(Fall Back)
2024年11月03日(日)深夜2時になったら、午前1時に時計を1時間戻します。
眠る前に時計を進めたり、戻したりしておきます。
スマホやパソコンであれば自動で調整されます。
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サマータイムで注意すること
- たった1時間ですが、睡眠時間に影響して体調を崩す方もいます。切り替わりの前日は少し早めの行動を。
- サマータイムが開始するときは、1時間「早く」なるので時間にご注意ください。
(終わるときは、1時間戻るので、万が一忘れていたとしても早い行動になるだけで済みます) - 導入国ではテレビニュースで「明日からサマータイムです」などアナウンスされます。
- 時差も変わりますので日本の方と電話するときなどもご注意ください。
- アメリカもハワイやアリゾナなど、州によって実施されていない場所があります。
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