アメリカのチップ文化や相場について

海外旅行で、戸惑うことのひとつといえば…「チップ」ではないでしょうか。なかなか馴染みがないことも多いアメリカでの「チップ制度」について解説します!

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目次

アメリカのチップ文化

アメリカ(ハワイ含む)ではチップが必須です!

カフェ

チップの金額は従業員のサービスへの評価を反映していると考えられています。そのためチップ金額が少ない=サービスに不満があると捉えます。

またアメリカではチップを給与の一部と考え、従業員の基本給が低いケースも多いです。つまりお客様からのチップがなければ、従業員は収入が少なくなるため、生活に直結する大切なものとなっています。

他にも代表的なところで、カナダ、イギリス、フランス、ドイツ、イタリアなどもチップ文化が根付いています。

チップ金額の考え方

上記の通り、サービスに対してチップを渡すものになりますので、金額で感想を伝えるような感覚です。おおよそのパーセンテージのイメージは下記のようになります。

10%サービスにやや不満がある。
15%特に不満がない。
20%愛想よくしてもらったり、サービスが良いと感じた。
Amnet Staff

あくまでイメージです!よほど不満があってもチップなしではなく、マネージャークラスに苦情を入れるなどします。

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アメリカのチップ 場面別の相場

ホテル

お部屋清掃

ホテルでも清掃の方や荷物を運んでもらったりしたときには、チップを渡しましょう。

清掃の方には直接渡せないので、お部屋の分かりやすい場所(枕もとのテーブルなど)にお金を置いておけばOKです。その際「This is for housekeeping.」などメモを添えるとベター。
ドアマンなどからサービスを受けた場合には、その場でチップを支払います。

サービスチップ金額
ホテルの枕銭(部屋を掃除してもらう)2~5ドル(1部屋1泊あたり)
ホテルで荷物を運んでもらう2~5ドル
ドアマンにタクシーを拾ってもらう1~2ドル
コンシェルジュに予約代行してもらった5ドル~
ルームサービスを頼んだ2ドル~
Amnet Staff

コンシェルジュに頼みごとをしたときでも、苦労してチケットを取ってもらったなど労力によっては20~50ドルほど渡します。

レストラン・カフェ

カフェ

15~20%が目安です。
愛想よく対応してもらったら20%程渡すのが一般的です。

ただしセルフサービスのお店(スタバなど)や、フードコート、ファーストフードは任意です。最近はレジに任意のチップ金額を入れるところも増えていますが、「NO TIP」でも構いません。

ビュッフェの場合は、やや少なめの10~20%を渡します。

Amnet Staff

レシートに、“Tip not included”や、 “Gratuity not included”という欄がある場合は、「チップ(サービス料金)は含まれていません」という意味ですので、追加でチップをお支払いください。

タクシー・配車アプリ

10~20%が目安です。
会話もなく目的地に到着したら15%、会話を楽しんだりお勧めを教えてもらったりしたら20%程渡すのが一般的です(不満があるときは10%)。荷物を運んでもらったら、1個1ドルを目安にチップを渡します。

Uber・Lyftなどの配車アプリの場合は、チップもアプリ上で完結します。乗車中または乗車後にチップをどうするか確認されますので、パーセンテージ(または任意の金額)を選んでお支払いください。
タクシーの場合も、降りるときにチップのパーセンテージ(金額)を端末で選択できるようになってます。

ツアーガイド

10~20%が目安です。
こちらも満足いただけたら20%程渡すのが一般的です。ただし、オプショナルツアーによってはチップが既にツアー代金に含まれているケースもありますので、要確認です。

当社の空港送迎付きツアーの場合、送迎ドライバーへのチップは含まれております。

チップの支払い方

クレジットカードでチップを払うとき

レシート

レストランでチップを払うときはクレジットカードでも支払いができます。レシートに「Tip」や「Gratuity」「Service Charge(SVC)」はチップを意味します。この欄に既に金額が入っている場合は、チップ込みの金額なので、他に払う必要はありません。何も書かれていないときには、自分の払いたいチップ額を伝票に記入してクレジットカードと一緒に渡しましょう。これでチップの清算も完了です!

Amnet Staff

10%、15%、20%の目安金額が伝票に印刷されていることもありますので参考にしてください。

現金でチップを払うとき

小銭(コイン)ではなく紙幣で支払うのがマナー。1ドル札などを用意しておくことをお勧めします。

ツアー検索

チップの時に役立つ英語フレーズ

おつりはとっておいてください

Please keep the change.

料金にチップは含まれていますか?

Is the tip included (in the bill) ?

(チップとして)$5足しておいてください。

Please add 5 dollars for you.
※タクシーなどでチップ選択の端末がない場合は口頭で伝えましょう!

【チップを渡すときに】どうぞ。

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