ヨーロッパで乗り継ぎを行う際のポイントについて紹介します。
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シェンゲン協定の概要
ヨーロッパで乗り継ぎでキーとなるのが「シェンゲン協定」。
「シェンゲン協定(Schengen Agreement)」とは、加盟国間における国境での出入国管理をなくし、人やモノの行き来をもっと自由しようというEUの協定です。
シェンゲン協定加盟国内では、最初の到着地で入国審査があり、最後の出国地で出国審査が行われます。
加盟国 (27ヶ国) | ベルギー デンマーク ドイツ エストニア フィンランド フランス ギリシャ ハンガリー イタリア ラトビア リヒテンシュタイン リトアニア ルクセンブルグ マルタ オランダ ノルウェー オーストリア ポーランド ポルトガル スロベニア スロバキア スペイン チェコ アイスランド スウェーデン スイス クロアチア |
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目的 | 観光、ビジネス、留学など |
滞在期間 | あらゆる180日の期間内で最大90日間 ※入国予定日から180日遡った期間内の滞在日数が90日を越えていないかご確認ください。 ※シェンゲン領域を乗り継ぎで通過する場合を含みます。 |
旅券残存 | パスポートの有効期限は滞在期間+3ヶ月以上 |
ビザ(査証) | 上記必要条件を満たせば日本国籍者はビザ不要 |
ドバイやドーハは加盟国ではありません。
ルーマニアと ブルガリア については、2024年3月31日に空路および海路の国境制限撤廃で合意、陸路の国境制限の解除に関しては未定です。
シェンゲン協定加盟間の移動の流れ
前述の通り、シェンゲン協定加盟国内では、最初の到着地で入国審査があり、最後の出国地で出国審査が行われます。
これら諸国間の移動は同一国内の移動と考えられ、所定条件の元、旅券・税関審査はありません。
入国審査後にシェンゲン協定加盟国間を鉄道や飛行機で周遊しても、その間の出入国審査はありません。
入国手続き
初めに入国した国でのみ手続きし、税関検査は目的地で行います。
(例)成田~パリ乗り継ぎ~ローマ
乗継地のパリで入国手続き、目的地のローマで税関検査があります。
出国手続き
最後に出国する国でのみ手続きをします。税関検査は目的地で行います。
シェンゲンからの出国審査時に、シェンゲン加盟国での累積滞在期間をチェックされます。
(例)ローマ~パリ乗り継ぎ~成田
経由地のパリで出国手続き、目的地の成田で税関検査があります。
預け荷物
基本的に、受託荷物(預け荷物)は最終目的地までスルーになり、乗り継ぎ地でのピックアップは不要です。(シェンゲン協定加盟国間の場合)
ただしご搭乗手続きの際、受託荷物に付けられるバゲージタグの行き先に誤りがないかを再確認ください。万が一乗り継ぎ地になっている場合などは必ずその場ですぐにご訂正ください。
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シェンゲン協定に加盟していない国
シェンゲン協定加盟していない主な国にイギリス、アイルランドがあります。
(例)飛行機で、大阪~フランクフルト乗り継ぎ~ロンドンと移動する場合
乗継地フランクフルトでは乗り継ぎだけで、ロンドンで入国審査を行います。
(例)鉄道でロンドン~パリと移動する場合
鉄道乗車前に出入国審査があります。
イギリスはシェンゲン協定外ですのでユーロスター乗車時はパスポートチェックなど出入国審査があります。ただし日本のパスポート所有者は2019年から自動化ゲートを利用してスムーズな手続きができるようになりました。ちなみにパリ→ロンドンのときはフランス出国審査→イギリス入国審査(→手荷物検査)をして鉄道に乗り込みます。
電子渡航認証
2025年にEU入国にETIAS(エティアス)という電子渡航認証が開始される予定です。
イギリスでも2025年1月から導入予定です。
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